2010-01-15 Fri [ 野生動物 ]
by はちべえ
身近にたくさんいる大型の鳥『カラス』!見た目は真っ黒、でもよ~く観察してみると・・・・・ゴミの日にはどこからともなくやってきてはゴミを散らかすなど、良いイメージを持っていない人もたくさんいるでしょう。
今回は、皆さんにぜひ読んで欲しい新刊 自然界の報道写真家 宮崎学さん の「カラスのお宅拝見」 を御紹介!
とても頭の良いカラスのことがとてもよくわかる一冊です。
日本全国、北から南までたくさんのカラスの巣を撮影!カラスの巣にはそれぞれ個性があってとてもオモシロイ!その巣からは地域の人々の生活まで見えてくるから2倍オモシロイ!
私も以前に、車のボンネットの上に置いたメガネをカラスに持っていかれた経験があります・・・しかもメガネを買ってから2日目に・・・
今でもどこかのカラスの巣で燦然と光り輝いているかもしれません。。。私のメガネ・・・
2008-11-18 Tue [ 野生動物 ]
by はちべえ

昨年あたりからニホンアナグマの情報をよく耳にするようになりました。私自身、野生のニホンアナグマを撮影したことはありませんでした。しかし、各地の知人がそれぞれの地域でアナグマを記録しました。
私がカメラを仕掛けている大阪の北摂山系とその周辺でも目撃情報を耳にしていたため、私のカメラにニホンアナグマが写る可能性は高いと考えていたところ2008年7月23日の21:30分過ぎにニホンアナグマが自動撮影装置の前を通っていきました。
ニホンアナグマはタヌキ(イヌ科)とよく間違えられますが、ニホンアナグマはイタチ科の哺乳動物です。
地方によっては「ササグマ」「ムジナ」と呼ばれています。体の色は淡い褐色で、目の周りの毛色はパンダのような黒っぽい褐色です。タヌキに比べ足が短く(歩く姿は内股気味)、尾は更に短い印象を受けます。
夜行性の動物ですので見かけることは少なく、昼間は巣穴の中で休んでいます。冬眠中以外はオス・メス一緒に一つの巣穴で家族単位で生活をしています。アナグマという名前の通り穴を掘るのが得意で、熊の爪に良く似た長い爪を持っています。
体長(頭胴長)はオスのほうが大きく60~70cm、メスは大きくても60cmくらいまでで、土の中のミミズや昆虫、落ちている木の実や果実などを食べる雑食性です。食べ物はイノシシとよく似ているといえるでしょう。
生息数が減少していると思われていたニホンアナグマですが、昨年あたりから目撃情報が増えていることから見ても、その個体数は増加傾向にあるのではないかと考えています。
撮影場所:大阪府
撮影日:2008/7/23 午後 9:35
カメラ・レンズ:シグマSD-9 18‐50mm
自動撮影
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2008-09-27 Sat [ 野生動物 ]
by はちべえ

写真1
都市部の河川でも良く見かける大型の鳥といえば、このアオサギだ。
ここは大阪市城東区の河川、このアオサギはここの常連だ。常連の一員にはカワウがいる。
この構造物は水面に浮いているので、潮の干満による水位の上下、降雨による水位の上下に対応できる。両岸をコンクリートで塗り固められた運河のようなこの川の中では、最も水面に近く、アオサギにとっては格好の餌の採集場所なのだろう。

写真2
この写真は朝の9時30分ごろの撮影だ。満潮の潮にのってボラの稚魚達が水面を泳ぎ回っていた。
アオサギはこのボラの稚魚たちを狙っているのだ。近年、都市部の河川の水質も高度成長期と比べて良くなり、魚も帰ってきた(増加した)、そのため都市部の河川はアオサギやカワウにとって食べ物に困ることのない生活の場所に近づいてきたようだ。
都会の騒音にも慣れ、人間の往来を気にもせず、24時間照らし続ける人工の光害にも順応したこれらの鳥たち。このように人間が作り出した現代の生活環境に適応していくことも彼らの進化の一部なのでしょう。現代の都会の風景は、彼らにとっては「自然」そのものなのかもしれません。

写真3
(和名)アオサギ
(学名)Ardea cinerea
(英名)Grey Heron
コウノトリ目サギ科
h 93cm
w 161cm
実際の体色は灰色に近い色をしています。昔の人々は「灰色」のことを「あお」と呼んでいました。よってこの鳥の「アオサギ」の「アオ」もこの古代の言葉から来ています。
撮影場所:大阪府大阪市城東区
撮影日:2008/9/23
カメラ・Nikon COOL PIX 5700
写真1 アオサギ
写真2 ボラの稚魚
写真3 アオサギのお気に入りの環境
*この記事へのコメントは「はちべえの写真館そよ風~♪」の「BBS」へお願い致します。(荒らしがひどいのでコメント投稿機能を停止しております。)
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2008-05-27 Tue [ 野生動物 ]
by はちべえ

カメラの前にハクビシンがやってきた。綺麗な成獣だ。ハクビシンはもともと日本の野性動物ではない。所謂、帰化動物だ。今では日本の森林、日本の気候にしっかりなじんで、いかにも昔から日本にいたかのように野山を駆け回り、一部では人の住む町の中を駆け回っている。
ハクビシンの体の大きさはサイズの数値を見てもイメージしにくいと思うので、比較対象として同一場所のカメラが捉えた日本犬の写真を掲載しよう。この白い犬の大きさは、某電話会社のCMで人気のお父さんくらいだ。

ハクビシンの名前の由来は顔の鼻から額に掛けての白い模様だ。漢字では「白鼻芯」と書いてハクビシンだ。体の特徴を見ると、尾がとても長い。この長い尾のおかげで、木の上で上手にバランスを取ることができるのだ。つまり、ハクビシンは樹上生活に適した体を持っているということになる。日本ではハクビシンにとっての外敵は特にいないうえに、地上から樹上まで3次元の行動範囲を持つことから、今後も勢力と生活圏を拡大していくことだろう。
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2007-11-16 Fri [ 野生動物 ]
by はちべえ

最近の河川や海岸では大型の「アオサギ」や「カワウ」の姿を多く見かけるようになった。昨日から銃猟(銃による狩猟)が解禁になったが、その捕殺許可動物の中にも後者の「カワウ」が含まれている。(数が増えたためだ。)
先日、天王寺動物園へ行ってみたが、ここには「コサギ」「チュウサギ」「ゴイサギ」などが堂々とした態度で餌待ちをしていた。
特にわがもの顔なのがこのゴイサギだ。オスのゴイサギは頭から背中にかけてが綺麗な青緑、体型はずんぐりむっくりなのでかんたんに識別できる。
ゴイサギに出会うには、「トド」「オットセイ」などが生活している「プール」へ行くと良い。
ここで「ゴイサギ」は「オットセイ」たちの餌(小魚)を狙っているのだ。
プールサイドには、小さな餌売り場があって、お客さんも「餌やり」を楽しむことができる。特に子供たちには大人気のようだ。(若いカップルにも大人気?かもしれない・・・←特に理由無し。)
ゴイサギA:「今日もええ天気や~さあ!今日もがんばって餌横取りしたるで~!へっへっへ・・・そやけど・・お客さんの前で『かわいいポーズとか・・・かわいい顔・・』 とかした方が効率がええかもしれへんな~~・・・」
ゴイサギB:「そらあええ考えやけど・・・お前・・顔・・めっちゃいかついからアカンやろ・・・(笑)」
ゴイサギA:「そ・・そうかなあ・・・・・って!お前もイカツイやんけ!」
通りがかりのゴイサギC:「っふ・・・こいつらなに言うとんねん・・・俺らほとんどおんなじ顔やがな・・・・・」

こうして今日もゴイサギたちの「わがもの顔エサ争奪戦」は続くのであった・・・
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2007-07-20 Fri [ 野生動物 ]
by はちべえ

2007年6月27日午前4時、 北摂山系に仕掛けてあるロボットカメラに「疥癬ダニ」に犯され、疥癬症となったタヌキが写った。自分の誕生日の日にこのような動物の写真が撮れてしまったことに、なにか・・・因縁のようなものを感じる。
胴体から尻尾まで、ほとんどの体毛が抜けてしまっている。そのうちに全身の体毛が抜け落ちてしまうことになる。そうなると、このタヌキにもう未来はない・・・これまで何度も僕のカメラの前で愛くるしい姿を見せてくれていたタヌキのうちの一頭かもしれないと思うとやりきれない思いだ。実際、北摂山系に仕掛けてあるロボットカメラに「疥癬症」の動物が写ったのはこれが初めてだ。
こちらではまだ疥癬ダニによる野生動物の被害は深刻化していないと思っていたが、その考えは甘かったようだ。
この写真のタヌキが一頭確認できたというだけで、疥癬ダニによる野生動物の被害がどれだけ広がっているのかということは、ある程度想像できるところである。
ほぼ末期症状に近い「疥癬症のホンドタヌキ」、これだけ体が犯されていながら、一生懸命食べ物を求めて行動しているその姿が本当に痛々しい。(顔の部分を拡大すると、目玉の白目の部分が充血していることが見て取れる。疥癬症の症状は相当ひどいようだ。)
家庭で飼われているペットの動物に関しては、「ノミ・ダニ」対策用の薬があるが、この疥癬ダニにどこまで効果があるのか・・・疑問に思った。
撮影場所:大阪府
撮影日:2007/6/27 午前 4:00
カメラ・レンズ:シグマSD-9 18‐50mm
自動撮影
カメラを通して「かゆいよ~助けてよ~」と訴えているように見えるのは僕だけだろうか・・・
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2006-10-13 Fri [ 野生動物 ]
by はちべえ

日本を代表する哺乳動物にタヌキがいる。もちろんタヌキは、日本のみに生息している哺乳動物ではない。その分布はベトナム北部から中国、北はアムール川流域付近まで、そして日本に自然分布している。
日本国内では、北海道から九州までと、佐渡島・淡路島などに広く分布しているイヌ科の哺乳動物だ。北海道に生息するタヌキは亜種として「エゾタヌキ」と分類され、本州以南に生息するタヌキは「ホンドタヌキ」として分類されている。
タヌキはキツネと共に、古来から民話や民謡・童謡などによく登場しており、日本では非常になじみの深い動物ということが言える。
2004年の秋に、大阪府堺市にある百舌鳥古墳群(もずこふんぐん)の「いたすけ古墳」に現れた11頭の「タヌキ一家」が一躍大人気になり、報道関係者や見物客で賑わったことは記憶に新しいだろう。(仁徳天皇陵もこの古墳群の中にあります。)それだけ、タヌキは身近な哺乳動物ということが言える。
身近とはいえ、やはり、夜行性の動物なので、実際に野性のタヌキを見たことがある!・・・という人は少ないだろう。山に仕掛けてあるロボットカメラ(自動撮影装置)の前には頻繁にタヌキが姿を現す。それだけ生息数も多いということが伺える。
タヌキは雑食性なので、果物・小動物・昆虫など何でも食べる。畑や田んぼへ入り込んで農作物を食べる動物として真っ先に頭に浮かぶのは「イノシシ」「シカ」「ニホンザル」だが、前足で器用に掘ったような跡があった場合はタヌキやキツネ、そしてアライグマの可能性が考えられる。そして、足跡が残っている場合は、その足跡が有効な判別材料となる。

ちなみにタヌキの足跡は梅の花の形に似ていて、直径4cmくらいの梅の花びらのような足跡が電気の交流波形のようにジグザグに地面に残る(梅皿の方がイメージに近いかもしれない。)。キツネの場合はタヌキと違って、直線的に足跡が伸びていくのでタヌキとの判別はしやすい。タヌキと姿形が似ているアライグマの場合は、前足を非常に器用に使って物をつかむことからもわかるように、指が長く、しかも人間の手のように5本の指が手のひらから伸びている形をしている。ニホンザルよりも人間の手のひらの跡に形が似ているのがアライグマの足跡だ。
また、タヌキはアライグマ同様に木に登ることができる。従って、木に登って果実などを採ることも出来る。少し前までの日本では柿などの自然の恵みを保存食(干し柿など)とするなど「採集」による食文化が多く残っていたが、近年は一年中食べ物が容易に手に入るため、柿を代表とする山の果物は、その大半が放置されているのが現状だ。この部分においては、タヌキ・アライグマ・ハクビシン・ツキノワグマなどの木に登れる動物たちからすれば大歓迎!といったところなのかもしれない。 あくまでも・・・この部分においては・・・であるが。。。
撮影場所:大阪府
撮影日:2006/9/14 午後 7:34
カメラ・レンズ:シグマSD-9 18‐50mm
自動撮影
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2006-06-13 Tue [ 野生動物 ]
by はちべえ

箕面山麓の道路沿いでニホンザル(天然記念物に指定されている)の群れに出会った。安全な場所に車を停車させるとすぐに一頭の若いニホンザルが車の屋根に乗ってきた。
可愛い子ザルを抱いたお母さんニホンザルも車に寄ってきたが、僕が何も食べ物を持ってないことを悟るとコンクリートのガード壁の上に座ってのんびりとくつろぎはじめた。
車が停車するとニホンザルが集まってくるが、これは車の窓から食べ物を与える人がいるからだ。こうして停車した車を後続の車が追い越す際に、不幸にも跳ねられてしまったニホンザルを何回か見かけたことがある。ニホンザルの群れは道路上で座っていたり、グルーミングをしていたり・・・しかも車に慣れてしまっているので車が近づいてもなかなかその場を離れようとしない・・・その為、交通事故にあうサルが後を絶たないのである。
箕面のニホンザルは麓から滝周辺、山頂付近までほぼ全域に生息しているので、ドライバーさんには、カーブの向こうに必ずサルが居る・・・と思っていただいても良いほどだ。安全な運転で走行していただければと思う。
さて、このお母さんニホンザル、とても穏やかで優しい顔をしていますね。
最近、人間の世界では親が子供を殺したり、子供が親を殺したり・・・といった悲しい事件が多く報じられています・・・
経済的な問題や家庭環境・職場や学校での人間関係など、色々な問題が交錯して悲しい事件が引き起こされる・・・
現代人は、このニホンザルの母子のような自然界の動物たちから色々なことを学びなおす必要が有るのではないか・・・
そのように感じられてなりません。

ニホンザルの母親は、本当に子供を可愛がります。そして、しっかりと群れという社会の中でのマナーやルール、危険なもの、危険なことなど、生きていくために必要なことを自然に上手に教え込んでいきます。
群れの一員としていきていくには信頼関係が最重要!この子ザルはそのようなことも母親の行動、近親のサルたちの行動をみながら理解し、生きていく術をしっかりと身に着けていくことでしょう。

人間の群れ、つまり「人間社会」でも「信頼関係」はとても重要。 その関係が崩れたとき・・・最悪の時には、「争いごと」や「犯罪」の引き金が引かれることになる・・・ということが言えるのではないだろうか。
撮影場所:大阪府
撮影日:2006/6/12
カメラ・レンズ:OLYMPUS E-1 50‐200mm 14-54mm
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2006-04-16 Sun [ 野生動物 ]
by はちべえ

大阪府ではホンドキツネの目撃情報は少ない。もちろん基本的に夜行性であるから、昼間に姿を見かけることは少ないわけだ。
泉南から金剛生駒山系、北摂の山々の山麓では宅地開発が進み、野生動物たちの生息エリアへも人間がどんどん進出している。動物たちは、そのような環境変化にも強かに対応しながら子孫を育み、一部では人間をうまく利用しながら力強く生きているということが言える。
私のロボットカメラにもその姿がしっかりと捉えられている。この写真はホンドキツネを捉えた中の1枚だ。
これまでご覧頂いた写真よりは、少し明るく写っている。これはカメラの露出設定を調整し直した為だ。
ただ、今回のこの写真はキツネの顔が少しであるが、ぶれて写ってしまった。記録としてはしっかりとした記録写真であるが、いわゆるミスショットと言えるレベルの写真である。
ロボットカメラによる撮影には批判の言葉を投げかける人もいるが、ただ仕掛ければ簡単にベストショットが撮れるとは限らないということが、このぶれたキツネの写真から読み取ることが出来るであろう。
野生動物は人間の気配や殺気を感じ取る能力に長けている。その為、このような撮影には自動撮影装置(ロボットカメラ)による撮影が極めて有効な手段となるのである。
カメラ本体、ストロボ本体以外は全て自作である。半田ゴテを握り、電子パーツを組み上げては設置し、調子が悪ければまた電子部品を取り替えたりといった地道な作業の繰り返しで、やっと1台のロボットカメラが出来上がるというのが現実である。
実際、このロボットカメラシステムも何度も何度も故障しては修理し、なんとか現在に至っている。
試行錯誤の繰り返し、そして根気と努力なくしてはこれらの作品は生まれないのだ・・・ということを物言わぬロボットカメラが教えてくれているように感じる。
今回、アップロードしたホンドキツネの写真は少しぶれている・・・と先に書いたが、しっかりとホンドキツネを写しとめた作品ももちろんあるので、いつか何処かで発表できればと考えている。
撮影場所:大阪府
撮影日:2006/4/9 午後7:38
カメラ・レンズ:シグマSD-9 18‐50mm
自動撮影
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2006-04-05 Wed [ 野生動物 ]
by はちべえ

イノシシは、本来は昼行性の動物だ、つまり昼間餌を求めて森林の中を徘徊している訳だが、人里の周りでは人に会うのを避けるために行動は夜にシフトしているようである。この自動撮影によるイノシシの写真は、北摂山系の山奥で撮影したものだが撮影時間は太陽が昇る前の午前5時7分だ。人が頻繁には立ち入らない山奥でも夜間も活発に行動している証拠である。
イノシシによる農作物への被害が山すその田畑で問題になっている事から見ると、山奥から山すそまでの広い範囲に多数生息していることが伺える。
以前、大阪・奈良県境の生駒山でもイノシシとタヌキの写真は自動撮影によって撮影しているが、このときの撮影場所は住宅から約150mくらいの森の中だった。
イノシシが餌を探した跡は「イノシシのラッセル跡」と呼ばれ、登山道や獣道の端に沿って、園芸用のスコップで掘り進んだような跡が見られる。掘る事で木の根や昆虫、ミミズなどを探して食べている。ユリ根なども大好物だ。結構雑食なので畑のスイカなども狙われる。
イノシシはずんぐりした体型だがそのジャンプ力は侮れない。成獣であれば120cmくらいの柵を飛び越えてしまう、助走をつけてジャンプするのではなく、その場ジャンプで飛び越える事ができるのだ。頭も良いので侵入し易い場所を探して田畑に侵入してくる。
農家の人々にとって、なかなかの強敵なのだ!イノシシが住んでいるエリアは、田畑を見るとすぐにわかる。田畑の周りに高さ130cmくらいの獣害防護柵を設置してある場所にはイノシシが生息している。更に高い柵(ネットなど)を設置してあるエリアの場合はニホンジカが生息しているということになる。
しかし、これらの防護柵を見つけても柵には触れないようにして欲しい。中にはハイテク技術を駆使した電気柵(高圧電流が流れている)と呼ばれるものもあるからだ。知識があれば見分けはつくが、触れないことが懸命である。
また、猟期に入ると、「くくり罠」や「箱罠」、鉄砲による銃猟が行われるので、山に入るときは注意が必要となる。登山道以外の場所に入るときには罠にかからぬように十分注意する事、怪我をしても自己責任である(銃による誤射は別)。
合法的に設置されている罠がある場所には、罠の設置を示す「札」が猟師さんによって架けられているが、非合法に設置された闇罠も存在するということを知っておく必要があるだろう。
話は変わるのだが、ぼたん鍋は私の大好物だ。お皿に盛り付けられた状態が「牡丹」の花に似ていることから「ぼたん鍋」と名がついたのだそうだ。ぼたん鍋のお肉は、このイノシシの肉である事はほとんどの人が知っているだろう。
しかし、実際のイノシシの顔はなかなか可愛くて、頭も良いからウリ坊(イノシシの幼獣)のころから育てたとすれば人にも良くなつく。(野生動物を捕まえて飼育してはいけません。)
こういう姿を見てしまうと、ぼたん鍋を前にしてお箸が伸びにくくなるのは私だけではないだろう。(実際は食べてますが・・・)(^-^)
イノシシについてはテレビでもよく報道されている。山から住宅地に下りてきて餌を求めて夜な夜な徘徊するのだ。本来臆病であるイノシシの徘徊問題が深刻化しているのは兵庫県神戸市だ。
生ゴミや、野良猫に与えられた餌などをターゲットにイノシシたちが住宅地を歩き回るのだから住民はたまったものではない。
イノシシの出没を防ぐには、生ゴミは収集日の朝に出す、野良猫に餌を与えないなどの住民一人一人の認識と努力が必要である。ターゲットの食べ物が無くなればイノシシは自然に山へと帰っていくはずだ。神戸市ではホームページなどを使い、このことを市民に呼びかけている。
しかしながらこの「イノシシ問題」は、まだ解決には至っていないのが現状である。
撮影場所:大阪府
撮影日:2006/1/15 午前5:00頃
カメラ・レンズ:シグマSD-9 18‐50mm
自動撮影
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